主体性があるかどうかの見極め | 豊アルケミー株式会社

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主体性があるかどうかの見極め

組織において、メンバーの主体性について見極める方法があります。
1.即返事をするか?
2.ミーティングで発言するか?

当たり前すぎることですが、私なりに向き合ってみたいと思います。

問題はこの事実を本人も周囲も見過ごしてしまうことです。
1.即返事をするか?
2.ミーティングで発言するか?
に共通するのは
「声を出すこと」
です。
声を出すのは極めて主体的な動作です。
そして極めて原始的なアウトプットです。
アウトプットとは意思表示です。
意思表示には少なからず、責任が付いてきます。

本能的に、意思表示が責任に繋がり、心理的な抵抗を感じるため、返事をしないという現象が起きるのだと思います。
分かったような顔をして、声を出さずにあいまいにしておくことは誰でもやっていることです。
ただこれは無責任ということとイコールではありません。
人の心理として自然に起きることです。

こうした自然状態で問題がなければよいのですが、やはりそうはいきません。
・伝わったはずのことが伝わっていない
・しゃべらない人が更に自分の殻にこもる
組織内でコミュニケーション障害が発生し、生産性に直結します。
また全体の士気にも関わってきます。

私自身はこの問題に対しては試行錯誤中で、根本的な解決方法は見いだせてはいません。

会社内での取り組みとしては
「復唱」
があります。
効能として期待できるのは、
・声を出す
・指示に対する理解
・本人が成功イメージを持つこと
です。
お互い軽やかに行うのがポイントだと感じています。
やりすぎはコミュニケーションを阻害しますからね。

また声を出しにくい雰囲気が会社内にあるかもしれません。
業務に関係のないところでも声がけをしていくといったことを私自身が心掛けていきたいと思います。

 

豊アルケミー株式会社
代表取締役 桐山 宗久