実践することの難しさ | 豊アルケミー株式会社

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実践することの難しさ

自室の本を整理・処分しようと思い、幾冊か目次をペラペラとめくっていたところ、
私が良かれと思っていることが全部まとめて書いてありました。
本を読んだときは、
「うんうん、そうだな」
と理解しながら読んでいたと思うのですが、読んだ本の内容をほとんど実行せず、
ここまで来てしまったのだということに改めて気付いてしまいました。
結局のところ、ほぼ実践につながっていないのが現実です。

私の座右の銘である
「知行合一」
につながるのですが、知識として知ったとしても、行動とつながらなければ、知らないのと同じなのです。
本をたくさん読むと、自分のレベルが上がったような気になってしまいます。
しかしそれは錯覚であって、ビフォーアフターで何も変化していないのです。
むしろ気位だけ高まって、かえって厄介な人間になっていたのかもしれません。

本というのは著者の経験や想いが集約されています。
それは生半可なものではありません。
しかしそれほどのものでも、人を動かすのは難しいものだなと感じます。

こうした事実を知ると
「伝える」
というのはとても難しいものだと思います。
相手と自分とそのときの状況によって大きく変わります。
また言葉でいいことを言っていても、行動が伴っていなければ、
かえって軽薄に受け取られることすらあります。

「やります!」
と言って、実行しないことを
「やるやる詐欺」
と言って、馬鹿にすることがありますが
実行するというのは、どんな小さなことでも意外と難しいものです。
ましてそれを継続するというのは、なかなか至難のワザです。

しかし成功されている方は例外なく、思ったことを実践されています。
できないことややらないことを言い訳せずに、
「とにかくやる!」
シンプルにそれだけですね。

豊アルケミー株式会社
代表取締役 桐山 宗久