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社長ブログ
不当な要求をつっぱねるには自助努力あるのみ
また下請けいじめが明るみになりました。
誰もが知っていることではありますが、日産はいろいろと大変ですね。
昔は慣習として許されたことも時代が変われば、改善していかなければなりません。
心ある企業であれば、自ら是正していくべきです。
が現実は、法に裁かれないと動かないようです。
今回の報道の件が、どういった経緯で明るみになったのか分かりませんが、これまで通り下請け企業は取引関係をちゃんと続けられるのでしょうか。
逆恨みされるのではないかと心配になります。
今後、新たに金型の無償保管を無理強いされることはないとは思いますが、形を変えて不当な要求を求められることもあり得ます。
人間社会は基本は弱肉強食です。
企業活動どころか国際政治がまさにその通りです。
そうであれば、自社を強くする以外に方法はありません。
元請け頼みでは、当然足元を見られます。
相手にとっての「都合のよさ」のみが選ばれる理由ではいけません。
自らの足を使って営業開拓するのは、正直骨が折れます。
製品開発も簡単ではありません。
しかしそこを避けてしまうと、元請け企業から
「あれもこれもタダでやれ!(断るなら・・・)」
と言われる状況から一向に脱することができません。
幸い日本と言う国は大半のことは実力次第で立場を変えていくことができます。
奴隷のように身分は固定化されてはいません。
もし固定化しているのだとすれば
変えられないと思う自分自身の考え方
かもしれません。
豊アルケミー株式会社
代表取締役 桐山 宗久