『できる人』はラジオ体操をちゃんとやれている | 豊アルケミー株式会社

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『できる人』はラジオ体操をちゃんとやれている

当社では朝礼時に集合して体操を行います。
トラックに乗ったり、フォークリフトを運転したり、
基本ブルーカラーのお仕事ですので、安全第一です!
体をほぐし、温めておくことは、ケガや事故の防止につながります。

当社の体操は5分前後の動画(YouTubeで)を大型モニターに映し出して、それを見ながら体操します。
定番の動画がいくつかあり、それを日替わりで使っています。

もう何年も行っていますが、私はこの朝のルーティーンの中である傾向を見出しています。
それは
動画のとおりに体操をできている人は仕事のレベルが高い、ということです。
もう少し正確に言うと、年齢や運動能力は様々なので、忠実に再現することは誰にとっても難しいのですが、少なくとも動画を意識せず、なんとなく体操している人は成長が遅いですね。

根本的には「目的意識の有無」です。
朝、体操をする意味を理解している人は、動画に出てくるインストラクターの動きを忠実に模倣することが、最も効果的であることを知っています。
そのため、インストラクターの動き方をよく見ています。
インストラクターと同じようにキビキビとメリハリをつけた動きをします。

体操すること自体が目的化している人は、
その人のオリジナル体操になってしまっています。
運動効果が高いとは言えません。
動画の中にラジオ体操があるのですが、動画をちゃんと見ない人は、動画と違った動きをしています。
ラジオ体操は昔と動作が変わっており

観察力が弱い、模倣する力が弱い。
一事が万事で、業務上のあらゆる場面に見られる現象なのです。

守破離という言葉がありますが、
「守」=基本は観察から始まります。見たものを意識して、真似していくことで上達することができます。

ラジオ体操は単なる一例に過ぎません。
成長するためには観察力と模倣力が必要で、できる人は必ず意識しています。
人のポテンシャルを計る私なりのものの見方です。

 

豊アルケミー株式会社
代表取締役 桐山 宗久