『参拝』自分への誓い | 豊アルケミー株式会社

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『参拝』自分への誓い

今年に入って会社の近くの神社に参拝に行くことが日課のようになっています。
きっかけは、住んでいる地域のお宮のお世話をする係になったことです。

私はスピリチュアル的なことは信じていませんが、古来より神道は連綿と大切にされてきた事実があり、敬意を持っています。
人知を超えた何かがあるかもしれませんが、私というごく限られた人知の範囲内でも十分にその偉大さを感じています。

参拝の作法として「二礼二拍手一礼」があります。
このときに自分の住所と名前を言って、
「感謝を述べる」
ことが大切だと言われています。
しかも声に出すことが重要だそうです。
願い事があれば、それも口に出してよいそうですがこれが神様に届いているかどうか?本当のところは分かりません。
しかし当然ですが、自分の耳には届いているはずです。

 

声を出すことで本気度が増す

声に出して、耳から入れて、ということをやることで、自分の中の本気度が増していきます。
思っていても、残念ながら人は忘れやすいものです。
時間をかけて見出した経営理念も、社長本人が逸脱することもままあります。
そうならないように、自分の想いを確認し、決意を固める意味で参拝時に
「どういう会社を作りたいか?」
を言語化して伝えます。
神様に伝わったかどうかは分かりませんが、口に出した言葉は、少なくとも自分の耳に入り、自分自身には伝わるはずです。

 

神社にいくことでモードが変わる

上記の論理で言えば、別に神社でなくても、どこで口上を述べるかはさして重要ではないかもしれません。
ただ人間は五感で感じたことの方が自分にインストールされやすい性質を持ています。
神社に行けば不思議と空気が変わり、気持ちが引き締まります。
鳥居の前で頭を下げることで、謙虚な気持ちになります。
そこから本殿に向かいながら、厳かな雰囲気を感じ、二礼二拍手一礼へと続きます。
そこで発した言葉は、本当に重みがあると思います。
これを何度も繰り返すことで、自分の想いや願いが本物になっていきます。
神社で作法に則って、お参りすると良いことがある、というのは先人の知恵なのだと思います。
身体性を伴って、言葉にすることは何もスピリチュアルなことではなく、科学性を持っていると、私は思っています。

人はとにかく忘れやすいものです。
年始に立てた計画や目標を忘れてしまっている人も多いと思います。
私もかつてはそうでしたし、今も気を抜けば、すぐに忘れてしまいます。
自分の誓いをやり抜くために神社を活用させて頂いております。

 

豊アルケミー株式会社
代表取締役 桐山 宗久