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「良かったね」では終われない仕事始め
年明け、仕事始め。
毎年この日、社員の皆さんが
元気に出社してくれる姿を見ると、
本当にホッとする。
これは新年に限った話ではない。
ゴールデンウィークやお盆
といった大型連休の明けも、
同じ気持ちになる。
連休の間に体調を崩す人もいれば、
世の中では不幸にも事故に遭い、
怪我をしたり、命を落としたりする人もいる。
確率の問題だと言ってしまえばそれまでだが、
それでも何事もなく、
当たり前のように出社してもらえるということは、
決して当たり前ではない。
それは社員一人ひとりにとっての幸せであり、
会社の代表である私にとっても、
同じく幸せなことだ。
感謝しかない。
「良かったね」だけでは仕事は始まらない
ただし、業務を行う上では、
「今年も無事で良かったね」
で終わらせるわけにはいかない。
仕事が始まれば、そこには顧客がいる。
同時に、ライバルもいる。
社員が物質的にも、精神的にも
安定した生活を送るためには、
やはり一人ひとりの努力が必要になる。
人並み以上の何かを身につけなければ、
生き残れない。
顔を合わせて
「ああ良かったね」
と言い合うだけでは、
現実は前に進まないのである。
専門知識の習得を「自然任せ」にしない
今年は、新しく入った社員のためにも、
改めて専門知識を共有する時間を
作っていこうと考えている。
これまでは、
仕事をする中で自然に覚えていく、
というやり方が中心だった。
私自身もそうだったし、
既存の社員も同じように成長してきた。
しかしこの方法は、どうしても時間がかかる。
さらに、人によって知識の深さや
理解度にばらつきが出る。
現場で学ぶ知識はもちろん重要だ。
一方で、それを
体系的な知識として伝える
ことも、同じくらい重要だと感じている。
知識は、
さまざまな角度から知り、考えることで、
初めて「使える知恵」になっていく。
「わかりません」が生む小さな不信
お客さんから質問を受けたとき、
「わかりません。持ち帰って上司に聞きます」
内容によっては、
それで問題ない場合もある。
しかし、あまりにも
基本的なことに答えられないと、
「こんなこともわからないのか」
「この人に任せて大丈夫だろうか」
「この会社はこんなもんかな」
そう思われてしまうこともある。
そうした評価は、本人にとっても
決して気持ちのいいものではない。
きちんと答えられるほうが
良いに決まっている。
質問にきちんと答え、
相手に満足してもらうこと。
それは結果的に、
自分自身の満足にもつながっていく。
だから、
勉強は必要なのである。
「勉強しろ」だけでは足りない
とはいえ、
「勉強しておけ」
と言うだけでは難しい。
会社としても、
さまざまな形で知識習得を
支えなければならない。
学ぶ機会を用意し、
知識を共有し、
少しずつエキスパートとして育てていく。
そんな体制を、
これから作り上げていきたいと考えている。
教えることは、自分の学びになる
そして、私自身が何でも
完璧にできているわけではない。
人に伝える、社員に教えるという場面に立つと、
自分の知識の不足や、
考えの整理が足りていないことに
気づかされることも多い。
だが、それでいいのだと思っている。
人に教えることは、自分自身の学びになる。
社員とともに学び、
会社としても、
人としても、
少しずつ前に進んでいく。
教育は連鎖していく。
自分が教育を受ければこそ
顧客や後輩に知識や
経験を伝えていくことができる。
豊アルケミー株式会社
代表取締役 桐山 宗久