News 新着情報
確定拠出年金を説明して気づいたこと
弊社では企業型確定拠出年金の制度を取り入れている。
社員のみんなも、
「制度がある」
「使っている」
ということ自体は理解している。
ただ正直なところ、
その意義や、自分にとって何がプラスなのか
そこまで腹落ちしている人は、あまり多くないのではないか。
そんな感覚を、私はずっと持っていた。
実は、これは社員だけの話ではない。
私自身も、最近まで似たような状況であった。
勉強してみて、これは伝えなければならないと思った
今回、改めて確定拠出年金について勉強してみて、
「ああ、これはしっかり社員のみんなにも伝えていかなければならないな」
そう強く感じた。
老後のお金、将来の生活。
決して他人事ではないし、
会社として制度を用意している以上、
それを活かせるかどうかで人生は大きく変わる
と感じたからである。
全体説明より、一人ずつ話すことを選んだ
最初は、関係する社員を集めて、
私から話をし、その後専門家に来てもらって
詳しい説明をしてもらう、
そんなやり方を考えていた。
ただ、それをやっていると、
どうしても準備や日程調整で時間が過ぎてしまう。
「これは一刻も早くやった方がいい」
そう思い、やり方を変えた。
社員を見つけ次第、
一人一人に声をかけて話をする
という方法である。
幸い、弊社は人数も多くない。
私が直接声をかけても、大した労力はかからない。
それに、全体に話すよりも、
一人ずつ話した方が重要性は伝わるのではないか、
そう考えた。
返ってきたのは、ポジティブな反応ばかりだった
実際に説明してみると、
返ってくる反応は、ほぼすべてポジティブだった。
「それは、やっぱりやった方がいいですね」
そう言ってくれる人ばかりである。
ただ一方で、
「どうやったらいいのかが、いまいち分からない」
という声も多かった。
慣れていない。
難しそう。
何を選べばいいのか分からない。
これは、正直に言えば、
私自身もまったく同じであった。
実際の「数字」を見せると、反応が変わる
そこで私は、
自分自身が実際に運用結果の話もするようにした。
2年ちょっと運用してみて、
どれくらい利益が増えたのか。
金額そのものまでは言えないが、
「この商品で、だいたい〇〇%くらい増えている」
という“率”の話は伝えた。
すると、決まって返ってくる。
「ほぉーっ!」
感嘆の声が漏れてくる。
やはり、数字には力がある。
銀行に預けているだけでは、実は増えていない
銀行預金の金利は、確かに以前よりは上がってきている。
しかし、それ以上にインフレが進んでいる。
額面上、少しお金が増えたとしても、
物価上昇に追いつかなければ、
実質的には目減りしている
ということになる。
この話をすると、
「ああ、なるほど」
と言う人もいる。
ただ、
本当にどこまで分かっているかというと、
正直なところ、まだ怪しい。
わかるようになるのは、やってみてからである
これは、私自身の実感でもある。
頭で説明を聞いているだけでは、
なかなかピンとこない。
しかし、
実際に自分で資産運用をしてみると、
なんとなくではあるが、少しずつ分かってくる。
値動き。
増える・減る。
ニュースとのつながり。
そうしたものが、
自分ごととして感じられるようになる。
完璧に理解してから始める必要はない
資産運用というと、
「ちゃんと勉強してから」
「理解してからでないと不安」
そう思う人も多い。
話を聞いていて感じたのは、
みんな“やり方がイマイチわからない”ところで止まっている
ということだった。
つまずきポイントは「難しそう」という思い込みだ。
慣れていない。
難しそう。
何を選べばいいかわからない。
だが、順番は逆である。
やってみるから、わかってくる。
やってみると、意外とシンプルである
しかし実際に触ってみると、
仕組みはとてもシンプルに作られている。
普通にパソコンやスマホが使える人であれば、
操作で困ることはほとんどない。
そして何より、
自分で運用商品を選ぶという行為そのものが、学びになる。
お金のことを考える。
数字を見る。
将来を想像する。
これは、決して嫌なことではない。
お金に関心を持つことは、仕事にもつながる
お金のことに関心を持つと、
不思議と仕事への向き合い方も
変わってくるのではないだろうか。
利益とは何か。
価値とは何か。
時間をどう使うのか。
金融を実践することで視野が広がっていく。
豊アルケミー株式会社
代表取締役 桐山 宗久