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やり切る力は、「自分との約束」から生まれる
「やり切る力」というのは、どこで生まれるのだろうか。
責任を最後まで全うする人。
難しいことから逃げずに向き合える人。
一方で、少し苦手なことやプレッシャーがあると、自然と責任から距離を取ろうとしてしまう人もいる。
この違いは何なのだろうか、と考えることがある。
私は、その大きな要因の一つは「経験」だと思っている。
子どもの頃の経験は、その後に大きく影響する
子どもの頃、
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係活動
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部活動
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学級委員
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文化祭や体育祭
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地域活動
そういった場面で、
「自分がやらなければならない」
という状況を経験したかどうか。
そして大事なのは、成功したかどうかではない。
むしろ、
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失敗した
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うまくいかなかった
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叱られた
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周囲に迷惑をかけた
それでも途中で投げ出さず、最後までやり切った。
この経験が重要なのだと思う。
「やり切った」という経験は、自分の中に残る。
それは単なる思い出ではなく、
“自分は逃げずに向き合えた”
という感覚になる。
自分を信じられるかどうか
結局のところ、「やり切る力」の根底には、
“自分を信じられるかどうか”
という感覚があるのではないかと思う。
そして、その自分への信頼感はどこから生まれるのか。
私は、
「自分との約束をどれだけ守れたか」
に尽きるのではないかと思っている。
なんとなく嫌なことから逃げ続けていると、自分への信頼感は育たない。
逆に、本当に小さなことであっても、
「やろうと思ったことをやれた」
という積み重ねが、自分への信頼を作っていく。
小さな達成が、自信を作る
私は毎朝、仕事を始める前に、その日にやることを書き出している。
箇条書きにして、その前にチェックボックスをつける。
そして、仕事に手をつけたら、チェックボックスに斜め線を引き、半分を塗りつぶす。
これで、
「少し進んだ」
ということを自分で確認できる。
さらに、全部やり切ったら、そのチェックボックスを完全に塗りつぶす。
これが非常に気持ちがいい。
全部塗りつぶせた時には、「今日やるべきことをやれた」という感覚が残る。
面白いのは、その内容はそこまで重要ではないということだ。
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何々さんに電話する
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メールを返す
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資料を確認する
そんな小さなことでもよい。
むしろ、小さなタスクをきちんと終わらせることで、「自分は動ける」という感覚が積み重なっていく。
重たい仕事ばかりでは、人は前に進めない
逆に、
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重たい
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難しい
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判断が必要
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気が重い
そんな仕事ばかりを書き出してしまうと、なかなか進まない。
手が止まり、やる気も落ちていく。
だから、小さくても「終わらせられる仕事」を混ぜることには意味がある。
それは単なる気休めではなく、自分の推進力を維持するための工夫なのだと思う。
自信とは、“履歴”である
世間では、自信というと、
「自分は能力が高いと思えること」
のように語られることが多い。
しかし本当は、
「自分はちゃんとやれた!」
と思える感覚のほうが、本当の自信なのではないだろうか。
そしてその感覚は、一発の成功から生まれるものではない。
毎日の、
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小さな約束
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小さな達成
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小さな積み重ね
そこから少しずつ形成されていく。
だから、自信とは感情ではなく、“履歴”なのだと思う。
豊アルケミー株式会社
代表取締役 桐山 宗久