アルミニウム製品および原料の価格相場は国内の需要と供給だけでなく、国際市場や為替などの複合要因によって形成されます。
2023年3月以降、ずっと円安傾向が続いています。
1ドル160円を伺ったところで、政府・日銀による介入があったようで、ゴールデンウィーク中に急激な円高が2回ありました。
連休明けにどうなるのか全く分かりません。
アルミ原料の価格に影響する話なので注視しています。
もう一つ、気がかりなのはトヨタ自動車のプリウスの生産停止の状況です。
年末年始にダイハツと豊田自動織機による検査不正の影響で自動車部品メーカーの生産が大きく落ち込みました。
ようやく生産が再開し、これから復調というときにプリウスの生産停止。
更に影響が大きくでそうです。
私たちアルミリサイクル業は自動車産業との関連が強いため、早々の生産再開を期待していますが、きちんと問題が解消されることが一番大切なことです。